コロナ禍でも、皆さん対面で話がしたい、聞いてほしい、もっといろいろなことを吸収したいとの思いがいっぱいです。案内のチラシが届くと同時に募集人数7名はあっという間に満席となり、キャンセル待ちをいただくこととなりました。
2時間の参加時間が良い時間であるためのお約束を伝え、順天堂大学名誉教授 樋野先生の『病気でなっても、病人にはならないという人生』を朗読。
11月20日橿原市ボランティアフェスティバルに参加し奈良県全がん種の患者会NCN若草の会の周知で会員になっていただいた方の参加、今までで一番若い方の参加者もあり、病院の役割、コロナ禍での仕事探しについて、県内のがん診療連携拠点病院2か所で行われている『お仕事紹介』を伝えました。
術後2ヶ月の入院による不安と闘病生活が周囲に理解してもらえない辛さはよくある悩みです。しかし、下を向かず体力回復のため週3日の仕事をし、食事も見直されている前向きなUさんから参加者は元気をいただきました。
今回感じたこととして、がんになってもピア(仲間)がいること、思いを聞いてもらうことで悩みが解消につながること、市町村によって人生最後まで楽しめる対策がなされることでした。
1年7ヶ月振りの再開から2回目を迎えることとなりました。
コロナ禍で開催場所の人数制限もあり会員様優先とさせていただいておりますが、会員でない方からの開催お問い合わせを数件受付、また毎週のように残席確認があり、がんになって不安に思われている患者さん・ご家族の気持ちを感じ取ることが出来、開催2日前に参加の連絡をさせていただきました。
がんと言われて、誰もが今の気持ちを話したい、聞いてもらいたい、また家族はどうすれば良い医療と出会えるのかなどが伝わってくることに、先生との信頼関係はどうなのか、分からないことについてはインフォームドコンセントについて知っていただく機会でもありました。
今回11名参加のうち非会員が4名、入会早々の方も参加で、がん相談支援センターの役割と、奈良県が発行しているがん患者のための『療養ガイド』を上手く使うことの説明をさせていただきました。今回の参加者から思うことは先生とのかかわり方がどれだけ患者・家族に影響するかということです。
今回も参加者は思いを話し、情報を得ることで「医療の隙間」が埋まったのではないかと思います。
久しぶりのがん哲学外来「大仏さんカフェ」を開催。
コロナ禍で会場の都合もあり、少人数(7名募集)の開催となりました。
結局5名での開催。
人数ではあるが、参加者のみなさま思いを語ることが出来たのではないかと思います。
抗がん剤の副作用に悩まされたこと、近日中に受ける大腸がん検査への不安、そしてがん以外の膝の骨切手術等今抱えている悩み、不安が尽きないものである。
また、術後5年が経過することによって経過観察で通院すべきかであり、これは本人の生死観にもかかわる問題でもある。今回参加者名のうちお一人暮らしが4名であり、今後の高齢化と病気と合わせて先行きへの準備などざっくばらんに話し合いが出来「解消できる道」探しと「医療の隙間」を埋めることが出来、久しぶりの対話の花が咲きました。
〒630-8122
奈良市三条本町13-1 はぐくみセンター1階
奈良市ボランティアインフォメーションセンター
「NCN 若草の会」
代表 西垣京子(℡0742-43-8318 )
NCN若草の会メールアドレス ncn.wakakusa2013@gmail.com